海にまつわる怖い話をまとめています。

海にまつわる怖い話まとめ(海怖まとめ)

part004

消えた乗組員

投稿日:

86: 本当にあった怖い名無し 04/08/22 01:23 ID:+DKddDdT
1872年12月5日の午後、英国船デイ・グラシア号はポルトガルの沖で、
奇妙な船を見つけた。
望遠鏡で見てみると船脇に「メリー・セレスト、ニューヨーク」という文字
が見えた。なぜメリー・セレスト号がこんなところにいるのか?
メリー・セレスト号は、彼の船の約一週間前に、イタリアのジェノバに向けて出発
していたから今頃は、とっくに地中海に入っているはずだった。
様子をみてくるようにというモアハウス船長の命令で、三人の水夫が船に乗り移り、
三人で手分けして船室や船倉を調べたが、不思議なことに乗組員は一人も見あた
らなかった。
甲板の下には海水が入り、羅針盤はこなごなになり、帆が二枚だけになっていたが、
船自体は充分な航海能力を保っていた。
貨物の工業用アルコール1700樽も、フタの開いた1樽除いてみな手つかずのまま
残っており、貯蔵ロッカーにも充分な食料と飲料水があった。
ただ救命ボートが見あたらないので、多分乗組員はみな、それに乗って脱出したの
だろうと思われた。それにしてもよほど慌てて逃げ出したのか、船長室のベッドは乱れたままで、
床には海図が散らばり、机にはフタの開いた薬瓶が置かれたままだった。まるで薬を飲み
かけたとたん慌てて飛び出していったようだった。
乗組員の部屋はきちんと整頓され、干し物がロープに掛かり、乾いた衣類は棚にかたづけられて
おり、。朝食の最中だったようで、食堂には飲みかけのスープが残されていた。
航海日誌の最後の日付は11月24日で、こう記されているだけだった。
「アゾレス海、サンタ・マリア島の西、約110マイル」
船の機能も、食料や水も充分で、賊に襲われた跡もなかった。
嵐でも起こって船が難破したなら、船長室に、栓が開いたままの薬瓶が中身がこぼれもせずに
残り、皿やコップが壊れもせず戸棚にあるのは奇妙だし、船の浸水で逃げ出したにしても、
古い木造船なら、10日で三フィートの浸水くらいなら、普通のことでその程度なら簡単に
ポンプで排水ができたはずでした。乗組員に何があったのか?

この事件は世紀のミステリーとして世界に知れ渡り、後にコナン・ドイルがこの事件を
元にして「J・ハバクック・ジェフソンの証言」という小説を書いたそうです。

出典:http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1091387941/

-part004
-, ,

Copyright© 海にまつわる怖い話まとめ(海怖まとめ) , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.