824: 本当にあった怖い名無し 2006/02/21(火) 15:00:40 ID:IVdpijhl0
消防の頃に読んだ話なんだがふとしたことで思い出したからパピコ
戦前の三陸地震で起きた津波が町を襲った後、波が退くのと共に多くの人が沖に流されました
沖に出ている漁師達は津波の影響がほとんど無く町が壊滅したことなど知る由もありませんでした
とある漁船が漁を終え帰路につき、港のほうに近づいていると真っ暗な闇の中から救援を求める声が
多数聞こえてきたそうです
船頭は舟幽霊だと判断し、供物を海に投げ船員に漕いで逃げるよう指示しました
最近図書館で海にまつわる怪異をまとめた本を読んだんだけど
舟幽霊にあった話をする人の大半はこういうものなんだろうなぁとしみじみ感じたよ
それでも幼女のしきたりや怪異への対処についての興味は全く尽きないけどな