海にまつわる怖い話をまとめています。

海にまつわる怖い話まとめ(海怖まとめ)

part019

水死体

更新日:

620: 本当にあった怖い名無し 2013/11/14(木) 17:20:22.21 ID:PAQdQO+F0
海の話です。

漁村では、近くに人口稠密地域が無いと、それほど水死体は上がりません。
それでも、たまには水死体が海岸に打ち上げられたり、網にかかったりします。
網にかかった水死体には、しばしば、鋭い切り傷が認められます。これで、「殺傷跡か?!」
と思うのですが、警察によるとそうでもないとのこと。動力船のプロペラ(スクリュー)に
巻き込まれて、それで傷つくことがあるそうです。さらに、サメによって死後噛まれて
傷がつくことがあると。生きている時の傷を区別するのは重要だそうです。
海岸に打ち上げられた死体は、それが海岸でさらされている時間に比例して損壊していきます。
節足動物(フナムシやカニなど)によって、からだの軟らかい部分から選択的に喰われて
いきます。まぶた、鼻、唇、生殖器、排泄器などです。まぶたがないと、かっと目を見開いた
ような感じの顔つきで転がっている時があり、見つけた時に仰天します。
口の中からカニさんがこんにちわ:というのはよくあるそうです。
(つづく)

621: 本当にあった怖い名無し 2013/11/14(木) 17:21:14.87 ID:PAQdQO+F0
>>620
(つづき)
水死体の水中での挙動には、パターンがあるそうです。
(1)入水して、すこしの間浮いていて、その後、水底に沈む。
●この時に、発見された死体は、比較的「きれい」でうす。よく、溺れた人が水底で
発見されることがありますね。これは、死亡して時間がそれほどたっていない。
(2)水底に沈んだ死体は、その場所の温度と水圧によって異なりますが、腐敗が進行
し始める。消化管や腹腔などのほかに、細胞の周辺にも腐敗ガスが発生します。
そうなると、浮力がついて死体は浮上します。
(3)浮上して水面を漂う死体は、腐敗の進行や動物によって食べられることによって、
表面や各部位(手足、下顎、首など)が脱落していきます。両腕と下顎は簡単にとれて
しまうそうです。
(4)こうして発見された水死体は、「ボロボロ」の状態です。
●ここで、「死体の処理方法」が考えだされます●
(2)の段階で、ある一定の温度より低い水温で、ある圧力よりも高い水深に沈んだ
(沈められた)死体においては、そのような腐敗の進行が著しく遅れて(あるいは
起こらない)、浮上せずそのままになることがあります。死体が発見されないのです。
(つづく)
622: 本当にあった怖い名無し 2013/11/14(木) 17:22:48.33 ID:PAQdQO+F0
>>621
(つづき)
伊号第三十三潜水艦は、昭和19年に伊予灘で訓練中事故で沈没します。
機関室が浸水し、60メートルの海底に着底してしまいます。艦長以下、102名の乗員は
死亡します。戦後、9年ぶりに引き上げられたとき、前部魚雷発射室は、浸水しておらず、
兵士が生前の姿のまま横たわっていました。海底が冷たくほぼ0度で凍結保存されたこと;
空気を生存中に全て消費してしまって、無酸素状態でバクテリアの増殖が抑えられたこと、
が要因と考えられています。泉質には遺言も発見されました。
(おわり)

出典:http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1360142443/

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