691: sage 2005/08/29(月) 09:32:52 ID:CbNyNqPW0
『実話1』
冷戦時代の話だが
米海軍が特殊な救命胴衣?を開発した。
宇宙服のようなもので全身をすっぽり覆い
必ず浮くし保温性に優れたもの。
北極海で活動していた原潜の船外活動用として開発されたのだ。
そして・・・
極寒の北極海、荒れ狂う海面に浮上した米原潜は
船外調査の為に水兵に新式のこの救命具を着させ外にだした。
しかし、それでなくても滑りやすい潜水艦のデッキ
水兵は足を踏み出した瞬間に波に攫われ海面に投げ出されてしまった。
乗員達は新型の救命具を付けているから大丈夫だろうと安心していたが。
その救命具は頭部が重いもので
海面では頭が水中にもぐってしまい両足が海面上に出てしまう。
海面からニョキリと突き出された両足は水兵がもがき苦しむ姿を艦橋の乗組員達に伝えたが
荒れ狂う北極海、新型の救命具が使えない以上は乗組員はなすすべも無い。
現在の極地使用救命具は足部にバラスとを付け改良されていると言う事だ。