http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1159103358/
より転載
811 796 sage 2006/10/24(火) 17:26:07 ID:vWyJ5S20
>>806 私は下っ端の航海士だったので、船長ではありませんが…。
現在、航海中に船員がなくなった場合、伝染病等でない限り、
食料用の冷凍庫で保存でしょうね。
船には、船舶衛生管理士という資格を持った乗組員がいて、
こういった場合、横浜にある船員病院とFAXで連絡を取りながら
検死を行ったりするそうです。
ただ、冷凍庫に遺体を安置しておくと、
未明に朝食の準備をしたりする賄いが、
怖くて近寄れなくなったりするそうです。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1159103358/
より転載
812 796 sage 2006/10/24(火) 17:27:10 ID:vWyJ5S20
811の続き
私が学生の時聞いた話ですが、
昔、学生を乗せた練習船の機関長が、日本から豪州へ向かう航海の途中、
夜間に急死してしまったことがありました。
日本と豪州を行き来する航路は、私も何度も通りましたが、
あまり他船に会うことはありません。
ただ、その機関長が亡くなった時刻は、
たまたま、日本の方向に向けて走る船とすれ違うところだったと。
その瞬間、その日本へ向けて走る船に向かって、練習船から人魂が飛んだそうです。
夜間航海中は、周囲の小さな漁船の明かりでも見逃すことの無いように、
操舵室内は真っ暗であり、船内からも明かりが漏れないようにしますので、
当時操舵室にいた乗組員や実習生が、みな人魂を目撃したとのことです。
「きっとあの機関長の魂は、日本に帰りたかったんだろう。
めったに他船に会わない豪州航路で、たまたますれ違ったあの船に乗って
日本に帰ろうとしたんだ。」と、あとになって機関長が亡くなったと聞いた目撃者は
皆そう思ったそうです。