釣行した時の話です。
その日は黒鯛を狙い磯のポイントに陣取り
こませを撒きながら、じっとウキを見つめていました。
朝からいて、なにも釣れなく昼になりました
コンビニで買ったおにぎりを昼食にして、のんびり
してると年のころは19~24ぐらいの青年が
「釣れますか?」と聞いてきたので
いや~今日はさっぱりだね、などといろんな話しをして
竿を出して釣りをはじめると、なぜか後ろで黙って
いるんです。それとなく腹がへってるのかと思い
「兄ちゃんおにぎり食うかい?」と聞いてみました。
すると、頂きますと言って食べていたので、あ~やっぱ
お腹すいていたんだな、と思いました。海に行くと
のどが渇くのでけっこう飲み物はもって行くので
缶コヒーもついでにあげようと思い「にいちゃんホレッ!」
と後ろを向いた、せつな既に青年の姿は消えてるのです。
磯から陸まで100メートルはあろうかと思う距離を
おにぎりを食べた後帰るのは大人でも10分はかかります
私はそのとき幽霊でもご飯をたべるんだな~と妙な恐怖を
感じました。